(*`ー´)第二七五回『フェイクうなぎ丼』〜価格高騰との戦いを回避!〜
ご無沙汰しております、式子です。
まだまだ暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしですか。
土用の丑の日もだいぶ過ぎてしまいましたが、味も食感もうなぎにそっくりな、おまけに精もつくレシピのご紹介です。
[材料]2人分
- 豆腐……150g(小パック)
- 長芋……150g(豆腐と同量くらい)
- 海苔……15cm四方(手巻き寿司用サイズ)のものを4枚
- 片栗粉……大さじ1/2(あれば)
- 塩……小さじ1/4(あれば)
- しょうゆ……大さじ1
- 酒……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 砂糖……小さじ2弱
- ごはん……丼2杯分
- 山椒……適量
[作り方]
- 豆腐をふきんまたはキッチンペーパーで包み、皿で挟んで水切りする。30分以上掛けて、しっかりと水を切る。
- 山芋をすりおろす。
- 豆腐をしっかりすりつぶし、すりおろした山芋・片栗粉・塩と混ぜる。片栗粉・塩は無くても良い。
- 3を4等分し、海苔に載せる。
- フライパンにサラダ油(分量外)を2cmほど注ぎ、中火で熱する。箸を入れてジュワジュワと泡立つ程度に熱したら、4を海苔を下にし、形が崩れないように入れる。
- 表面がこんがりとするまで揚げる。やや焦がし気味にすると、中まで火が通り、食感もうなぎに近づく。
- 手鍋にしょうゆ・酒・みりん・砂糖を入れ、弱めの中火で熱する。沸きはじめたら、油を切った6を入れ、ひっくり返しながら汁気がなくなるまで絡める。
- 丼にごはんを盛り、7を載せる。山椒を掛け、いただく。
元は精進料理だそうですが、あまりの再現度の高さに、よほど俗世と魚食が恋しかったんだろうなぁ……と、解脱の難しさを感じさせます。
山芋に含まれるネバネバ成分(ムチンというそうです)のおかげで、力もみなぎります。夕食に食べると、寝付けないほどです。