(o・∀・)(`ー´*)第三〇〇回『記念対談 会長&副会長』〜ありがとう、そして、これからも〜
更新が滞ってしまった時期はありつつも、当ブログは三〇〇回目を迎えることができました。
今回は特別編として、鰊パイ互助会の2人で、これまでとこれからのことを話します。
(o・∀・)=三島凛子
(*`ー´)=村崎式子
(*`ー´)「何をさておき、文フリありがとうございました!」
(o・∀・)「ブースにお立ち寄りいただいた皆さま、さらに本を買ってくださった皆さま、誠にありがとうございました!」
(*`ー´)「このブログの記事をまとめたレシピ本の3冊目『非モテレシピ3』を上梓した訳だけれども、たくさんの方に手に取っていただけて、作って良かったね、本当に。」
(o・∀・)「本当に! 同人活動は好きでやるものだけれど、お読みいただくことでこちらとしても世界が拡がっていくからね。」
(*`ー´)「そしてこのブログなんですけれども、第三〇〇回を迎えました。」
(o・∀・)「すごい! だいたい300くらいのレシピを書いてきたのか……。」
(*`ー´)「ところがですね、第二〇〇回は2012年6月。」
(o・∀・)「ほほぅ」
(*`ー´)「そしてですね、第一〇〇回は2011年6月。」
(o・∀・)「前の100回は一年で到達できたところを、今度の100回は5年半……。えらく間隔が空いてしまったね。」
(*`ー´)「お互いいろいろ起こったからね……こう……人生が。」
(o・∀・)「生活がね。」
(*`ー´)「そうそう。それでもここ1年ほどは、また落ち着きを取り戻してね。」
(o・∀・)「ブログも初期みたいに定期的にではないけれど、また更新できるようになったし、新刊も出せたしね! これもお読みくださる皆さま、楽しみに待っていてくださる皆さまのお声あってこそ。」
(*`ー´)「そう! これからも、ペースの緩急はあると思うけど、ずっと続けていきたいし、少しでも読者の皆さまのお役に立てたり、楽しんでいただけるものを出していきたいね。」
(*`ー´)「このブログを始めたのが2010年6月で、7年半続いてきている訳ですけども。」
(o・∀・)「生まれた子どもが小学校に進学した上、2年生に進級してしまうね!」
(*`ー´)「ブラピもチベットから帰ってくるし、舅も娘婿を受け入れるようになる年月だよ……。やっぱり7年半やってると、レシピ業界、料理研究家界隈を取り巻く状況も変わってくるよね。」
(o・∀・)「SNSで見られるレシピ解説動画はすごいね。あれはここ数年ならではのものかな。」
(*`ー´)「スマホと無線ネットワークが普及したからこそだろうね。けど、このブログを始めた頃は、だんだん料理研究家のウェイトって下がっていって、今頃はクックパッドみたいな素人発信のレシピに駆逐されると思ってた。」
(o・∀・)「クックパッドや料理ブログ出身の方も含め、個々の料理研究家さんの『色』や『キャラ』に光が当てられるようになった印象があるね。」
(*`ー´)「想像していたよりずっと面白い世界になったなって思ってる。同じ『肉じゃが』であっても、主婦ブロガーAさんのレシピと、老舗料亭出身のBさんのレシピ、好きな方を選ぶ時代になったのかな。」
(o・∀・)「材料と作り方に大きな差が無くても、演出のされ方が違うんだよね。生活、特に食を考える我々としては、今後、その辺りへの考察も形にしていきたいね。」
(*`ー´)「やりたいことがまた増えたね! 7年半、一緒にやりたいことが途切れず生まれ続けているのが本当に嬉しいし、すごいことだと思う。」
(o・∀・)「本当だね! 2018年は形にできるものが増やせると良いね。これからもよろしくね!」
第二十五回文学フリマ東京 鰊パイ互助会ブースは【オ-51】です #bunfree #文フリ
明日、2017年11月23日(木)に開催される第二十五回文学フリマ東京に、今回も参加させていただきます!
ブースは【オ-51】 (Fホール(2F))です。
是非とも「おお、来い」と憶えてください。
今回は久しぶりの新刊、『非モテレシピ3』をご用意しています。
モノクロ110ページ、500円で頒布します。
このブログの書籍化なので、ご存じのとおり、写真なしでレシピのみ、たっぷりシンプルにお届けいたします。
鰊パイ互助会のWebカタログのページはこちら。
。
その他、頒布予定物は以下です。
•非モテレシピ2 …… このブログを書籍化したものです。
•ポエム化する現代社会に疑問を投げかけるポエム写真集 …… 雑貨屋等で売っている、明るい写真に前向きでメッセージ性の高いポエムが印刷された絵ハガキ・写真集の類へのアンチテーゼです。
•平成勤労婦人詩集 …… きっと歴史に残らない私たちの日々を詠んだ詩集。私たちは闘わない! お給料さえもらえれば!!
•揚げ物 …… 揚げ物にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。個人的には『デリそうざい2』揚げ物特集号についての対談が気に入っています。
•牛乳 …… 牛乳と乳製品にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。三島凛子の漫画が胸に来ると評判です。
•大豆 …… 大豆と大豆加工食品にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。大豆加工食品たちの確執を描いた『大豆家の一族』は必見です。
村崎式子が個人的に作成した、手帳遍歴のコピー本の頒布、名刺レシピカードも配付します。
早稲女同盟様【オ-05】(おお、ゴー!)で頒布される『いばら道 Vol.5 早稲女×家』に、
メンバーの村崎式子も、個人として寄稿させていただきました。
鰊パイ互助会の頒布物共々、お手に取っていただけますと幸いです。
早稲女同盟様のWebカタログのページはこちらです。
第二十四回文学フリマ東京 鰊パイ互助会ブースは【オ-35】です #bunfree #文フリ
2017年5月7日(日)に開催される第二十四回文学フリマ東京に、今回も参加させていただきます!
ブースは【オ-35】 (Fホール(2F))です。
「おみごと」とでも憶えてください!
鰊パイ互助会のWebカタログのページはこちらです。
頒布予定物は以下です。
- 非モテレシピ2 …… このブログを書籍化したものです。
- ポエム化する現代社会に疑問を投げかけるポエム写真集 …… 雑貨屋等で売っている、明るい写真に前向きでメッセージ性の高いポエムが印刷された絵ハガキ・写真集の類へのアンチテーゼです。
- 平成勤労婦人詩集 …… きっと歴史に残らない私たちの日々を詠んだ詩集。私たちは闘わない! お給料さえもらえれば!!
- 揚げ物 …… 揚げ物にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。個人的には『デリそうざい2』揚げ物特集号についての対談が気に入っています。
- 牛乳 …… 牛乳と乳製品にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。三島凛子の漫画が胸に来ると評判です。
- 大豆 …… 大豆と大豆加工食品にまつわる漫画、エッセイ、コラム等。大豆加工食品たちの確執を描いた『大豆家の一族』は必見です。
各頒布物の詳細解説を別記事に書きました。
第二十四回文学フリマ東京 鰊パイ互助会【オ-35】 頒布予定同人誌 詳細解説
新刊は現在のところ予定しておりません、申し訳ありません……。
村崎式子が個人的に作成した、ノート・メモの取り方アドバイス集を印刷して、印刷代ポッキリくらいで販売したいな〜と検討中です。
早稲女同盟様【エ-64】(エロし!)で頒布される『いばら道 Vol.4 早稲女×アイドル』に、鰊パイ互助会としてアイドルをイメージしたサラダとスイーツのレシピを寄稿させていただいております。
メンバーの村崎式子も、個人として寄稿させていただきました。
鰊パイ互助会の頒布物共々、お手に取っていただけますと幸いです。
早稲女同盟様のWebカタログのページはこちらです。
第二十四回文学フリマ東京 鰊パイ互助会【オ-35】 頒布予定同人誌 詳細解説 #bunfree #文フリ
5月7日(日)に東京流通センター第二展示場で開催される「第二十四回文学フリマ東京」に、サークル「鰊パイ互助会」として参加します。文フリ&弊サークル&頒布予定の同人誌についての紹介をさせていただきます。
◆文学フリマって?
通称「文フリ」。
参加者が自分の作った「文学」と信じるものを売り、来場者がそれを自由に購入できる、文学作品の展示即売会です。
コミケやコミティアと同様の形態の、同人誌即売会の一つです。
売られているのは、小説・評論・詩・エッセイ・漫画、その他諸々。
形式も自費出版本、同人誌、コピー本、データ等、多岐にわたります。
◆鰊パイ互助会って?
会長・三島凛子と、副会長・村崎式子からなる文芸サークルです。同人誌を作っています。
取り組んでいるテーマは「日々の暮らし」。
日々の「食」を記録しつつ、皆さまにお裾分けするため、今ご覧いただいているレシピブログ「作ってあげない、非モテごはん 〜鰊パイ互助会活動日誌〜」を運営しています。
今まで出した同人誌で一番多いのも「食」に関するものです。
「職」に関する本なども作っています。
◆今回の頒布物は?
- 『非モテレシピ2』 A5サイズ 500円(95レシピ掲載)
当レシピブログ「作ってあげない、非モテごはん」を書籍化したものです。
モテるため等の"手段"としての料理ではなく、自分が食べたいものを作る"目的"としての料理の復権を目指しています。
全レシピ自分たちで実作&実食しています(と言いますか、自分たちで食べたくて作ったものの記録になっています)。
カラー写真や画像を使わない、コスパ優先製本。
※「1」はご好評につき売り切れました。
- 『ポエム化する現代社会に疑問を投げかけるポエム写真集』 A5サイズ変型 500円(フルカラー)
公式略称「ぽえぎも」。
雑貨屋で売っている、「あなたはあなただけ」等の無根拠で前向きなメッセージが印刷された、明るい雰囲気の写真絵ハガキや写真集をパロディしたアンチテーゼ本です。
励ましに満ちたJ-POPの歌詞にツッコミを入れながら聴いてしまう方、学生団体が主催する就活セミナーのノリについていけなかった方へ。
硬表紙・背表紙が付いた、1000円の特装版もあります☆
- 『平成勤労婦人詩集』 新書版 500円
仕事をテーマにした、詩・俳句・短歌・創作古典アンソロジーです。
働くことの辛さ・苦しさ、やりがい・楽しさ、働く中で出逢った人とのエピソード……。
普段同人活動をされている方・されていない方問わず、「この人が書く仕事についての文学を読みたい!」と、三島・村崎がアプローチさせていただいた、21名の働く/働いていた女性が書き手です。
- 『揚げ物』『牛乳』『大豆』 A5サイズ 300円
それぞれの食品にまつわるエッセイ、漫画、コラム等を載せたテーマ本シリーズです。
三島による、子ども時代のトラウマをえぐり、小さいけれど確かに残る罪悪感を蘇らせる漫画は、いずれも必見。
『揚げ物』は、食卓に上がったときの弾む気持ちをテーマパークに見立てた表紙。
『牛乳』は「懐かしさ」をテーマに編んだ1冊です。
『大豆』は、大豆加工食品たちの一族が遺産相続でいがみ合う、村崎作の漫画「大豆家の一族」に衝撃を受け、思わず買ってくださる方が多いです。
表紙は百鬼夜行図を目指したはずが、楽しい往来のイメージになりました。
大型連休最終日、まずは足をお運びいただけたら幸いです!
鰊パイ互助会のブースは【オ-35】です。
調理着を着て待っています。
よろしくお願いいたします!
(*`ー´)第二九九回『簡易ポトフTKG』〜昔あるところに、煮詰めすぎたポトフありけり〜
1人分のスープを作ろうとしていたら、煮詰めすぎて汁気がなくなってしまいました。
物は試しとごはんに掛けて玉子を載せたら、びっくりするくらい美味しかったです。めでたしめでたし。
という説話をレシピ化したものです。だしの力は偉大ですね。
[材料]1人分
- ささみ……1切れ
- プチトマト……2〜3個
- ブロッコリー(下茹でしてあるもの)……小房2〜3個
- 玉ねぎ……1/8個
- だし昆布……1cm×5cmほど
- 塩……小さじ1/4
- 水……150cc(具と合わせて300cc程度になる量)
- ごはん……茶碗1杯
- 玉子……1個
[作り方]
- 玉ねぎを幅3mmほどの薄切りにする。ささみは薄いそぎ切りにする。
- 小さな鍋に水、昆布、玉ねぎを入れ、強火で熱する。
- 沸騰したら弱火にし、ブロッコリー、プチトマト、ささみを入れ、3分ほど煮詰める。
- 汁気がなくなったら火を止める。丼にご飯を盛り、具を載せ、玉子を割り入れる。かきまぜていただく。
煮るときに蓋をして、水分が飛ばないようにしておくと、お弁当のスープジャーに最適なスープになります。
少量のスープを作るときは、計量カップに具を入れて体積を測っておくと、丁度よい量が作れます。
(*`ー´)第二九八回『豚バラハムチーズの重ね揚げ』〜貪欲たんぱく質揚げ物紀行〜
とにかく体内のエネルギーを上げていこう、という気概にあふれたおかずです。
豚バラ肉が入っていたトレーや水溶き小麦粉を使うことで、揚げ物に付きものの手間も省きます。
[材料]2人分
- 豚バラ薄切り肉……150g×2パック
- スライスチーズ……2枚
- 薄切りロースハム……4枚
- 小麦粉……100cc(計量カップではかる)
- 水……50cc
- パン粉……適量
- 揚げ油……適量
- 揚げ物用ソース……適量
[作り方]
- 豚バラ肉を、トレーに入れたまま広げる。
- 横長に広がった豚バラ肉の片側に、ハムとスライスチーズをハム・スライスチーズ・ハムの順に載せる。
- 豚バラ肉を半分にたたみ、豚バラ肉でハムとスライスチーズを挟んだ状態にする。豚バラ肉の端を押さえ、はがれにくくする。
- 計量カップに小麦粉を入れ、水を少しずつ足しながら練る。垂れない程度にゆるくなったら、豚バラ肉の上面に塗り広げ、パン粉をまぶす。豚バラ肉をひっくり返し、下面も同様にする。
- もう1パックの豚バラ肉も同様にする。
- フライパンに1〜2cmの深さになるように揚げ油を注ぎ、中火で熱する。
- パン粉をつまみ入れてジュワジュワっと泡が出る程度に油が温まったら、肉を入れる。(フライパンの大きさが足りなければ、1切れずつ揚げる。)
- 焦がさないよう注意しながら、両面を2〜3分ずつ揚げる。
- 器に盛り、キッチンばさみ等で9等分する。ソースを掛けて、いただく。
確実にお腹が満足する一皿です。
重なったままの豚バラ薄切り肉は意外と火が通りにくいので、気持ち長めに揚げ、確実に火を通してください。
(o・∀・)第二九七回『もみじの甘辛煮』〜腱のこりこり、皮のぷるぷるがおいしい〜
お久しぶりです。三島です。
煮込み大好き! ゼラチン質はもっと好き! な皆さん、お待たせしました。
鶏足を煮ました。腱の部分のこりこり、細かな軟骨、皮のうまみがとにかくおいしい!
本格的に作るときは爪の部分を切るそうですが、家で食べるのでそのまま調理します。
見た目が本当に「鶏の足」ですので、グロテスクなビジュアルが苦手な方はご注意ください。
[材料](作りやすい分量)
- 鶏足(もみじ)……20本(700gくらい)
- 水……600cc
- 酒……200cc
- 醤油……100cc
- みりん……50㏄
- 砂糖……大さじ4
- しょうが……2かけ
[作り方]
- 鶏の足をよく洗い、熱湯で下ゆでする。しょうがは皮をむいて薄切りにする。
- 鍋に1と他の全ての材料を入れ、中火にかける。
- あくがでてきたら取り除く。落とし蓋をして、弱火で60〜90分煮込む。煮汁が減り、材料がひたらなくなったらその都度加える。
- 照りが出てきたら、火を止める。器に盛り付けて、いただく。
お酒が多めに入っているので臭みは少ないです。
残った煮汁はゼラチンが溶けだしていますので、鍋の下味に入れてもおいしいですよ!
〈三島凛子〉