(*`ー´)第一二九回『ロコモコ』〜要は丼めし〜
非モテ系にあるまじきお洒落カフェごはん、と見せかけて、その実態はちょっとだけ手間を掛けた丼ごはん。
ひとつの器にいろいろ載せるカフェ風ごはんは、洗い物が少なく済んで楽ですね。
[材料]2人分
- 牛豚あいびき肉……150g
- パン粉……大さじ1
- 牛乳……大さじ1
- 塩、こしょう……各小さじ1/3前後
- トマトケチャップ……1/2カップ
- ウスターソース……1/4カップ
- 水……3/4カップ
- ご飯……茶碗2杯分
- レタス、サラダ菜、サンチュ等葉物野菜……5〜6枚
- 卵……2個
- プチトマト……4〜6個
- ひき肉、パン粉、牛乳、塩こしょうを混ぜ、ハンバーグのたねを作る。二等分し、小判型にまとめる。
- フライパンにサラダ油(分量外)を中火で熱する。ハンバーグのたねを並べ、両面を1〜2分ずつ焼いて焼き目を付ける。
- トマトケチャップ、ウスターソース、水を混ぜ、煮込みソースを作る。ハンバーグのたねに掛けながらフライパンにそそぐ。
- 火を弱火にし、フライパンにふたをして10〜15分煮込む。
- ハンバーグを煮込んでいる間に、野菜とご飯の準備をする。葉物野菜は軽く洗い、水けをよく切って食べやすい大きさにちぎる。丼にご飯を盛り、その上に葉物野菜を載せる。
- フライパンのソースが少なくなってどろりとし、ハンバーグに火が通っていたら、火を止める。
- 丼の野菜の上に、ハンバーグを載せる。好みの量、ソースも掛ける。
- 目玉焼きを作る。フライパンを洗い、再び火に掛け中火で熱する。温まったら卵を割り入れる。白身が固まってきたら水を大さじ2ほど入れ(分量外)、フライパンにふたをする。1分ほど蒸し焼きにする。
- ハンバーグの上に目玉焼きをそっと載せる。プチトマトを洗って水を拭き、目玉焼きの周りに飾る。
ハンバーグと煮込みソースの材料、ならびに工程1〜4は、ふだんご家庭で煮込みハンバーグを作られるときのレシピに合わせてください。
(ぶっちゃけてしまえば、煮込みハンバーグを作ればあとは材料を載せるだけです)
ロコモコは、ハワイに移住した日系人たちが、母国の丼めしをヒントに作った料理だと言われています。
一杯の丼から歴史に思いを馳せる、秋の夜長です。
[村崎式子]