(o・∀・)「第九十九回『竣工!ドカルビ炒飯丼』〜さあ、食ってくれ。ドカ料理。〜
こんばんわ。
今夜は久々の二次元ごはん。渡辺保裕先生の「ドカコック」より。
この漫画、少年画報社より「ドカコック ドカうまっ!満腹編」として昨年春にコンビニ版単行本が発行されました。
大筋は、事件が料理で解決される「ミスター味っこ」系統のグルメ漫画……ここまではよくありますが、この作品は一味違います。
主人公・京橋建築は「流れの建設作業員(流れのドカ)」なのです。疲弊した建築現場でドカ料理を作業員に振る舞います。
グルメ+建設業界という、異色の組み合わせと、漢臭い作者の展開する世界がたまらない面白さです。
みどころは調理方法が、建設にたとえられるところ。
「スコップじゃーッ!!!ドカの基本スコップじゃッ!!」(炒飯を炒める工程)。
「こ、これはオレら道路屋の魂に響く音だ……ッ!!」
「ドカのソウル……ソウルミュージックじゃーッ!!!」(コロッケの玉ねぎを刻む工程)
で、できたドカ料理を評して、
「ドカモーショナル!!」
「男の夢、ドカ盛りや!!」
食べるとみんなで、
「ドカうまーっ!!!」
となる漫画です。
肝心の料理は、「四杯目…薩摩に架ける絆橋」にて登場、大盛り炒飯に焼き肉がのった「ドカルビ炒飯丼」です。
すりごまが効いていて、大変「うまかっちゃん……」な味です。
本編では、桜島が舞台なので、鹿児島産黒毛和牛(メス)の肉を、芋焼酎タレに漬けてますが、今回は国産牛でご勘弁を……!
[材料]
- ごはん 茶碗2杯
- 玉子 2個
- 長葱 1/2本
- すりごま 10g
- サラダ油・塩・胡椒 適量
- 焼き肉用牛肉(カルビ) 120g(10切れ前後)
- 焼き肉のたれ カルビが浸る程度に適量。
[作り方]
- カルビ肉を焼き肉のたれに約30分浸す。
- ごはんを電子レンジでラップをしないであたためる。長葱を小口切りにする。玉子は塩を少し入れて溶いておく。
- サラダ油に、すりごまを入れて、熱する。温まったら、ご飯を炒め、玉子を入れて(初心者でもご飯がよくほぐれる、黄金チャーハンの要領!)仕上げに長葱を加えて炒める。塩胡椒で味をつける。
- 丼に盛る。側面から見たら、桜島であることを意識する。(※)
- カルビ肉のたれを切って、熱したフライパンに油を引かないで両面を焼く。
- 4のチャーハンの側面に並べて盛り付けて完成。
※Wikipedia 「桜島」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E5%B3%B6
これは、正式版の単行本が待たれる限り。
食卓に出すときは、ドカ盛だと力強すぎのため、大皿盛りにしましたー。
[三島凛子]
- 作者: 渡辺保裕
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2010/05/24
- メディア: コミック
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