作ってあげない、非モテごはん ~鰊パイ互助会活動日誌~

同人サークル「鰊パイ互助会」のブログです。

第七十六回『やっておきたい、平時のそなえ』〜遭ってわかったことばかり〜

(*`−´)「難儀であったね。というか、今なお難儀であるね。」
(o・A・)「お互いに。被災地の方々は、こんなもんじゃない。もっともっとです。」
(*`−´)「私がいる名古屋は揺れただけで、今んところ被害らしい被害はないんだけどね。君は何でも、本震来た日に電車が止まっちゃって、夜、会社から家まで40km歩いて帰ったとかで。」
(o・A・)「家が近い先輩に、平時から徒歩で帰ってる人がいたんだよ。その先輩とご一緒させてもらったんだ。帰宅難民になったときのシミュレーションだと思ってさ……!」
(*`−´)「シミュレーションじゃなくて本番だけどな!」


(o・A・)「体験したから言うが一人ハイクは絶対に勧めない。特に女性。事故や事件に遭ったら大変。」
(*`−´)「当たり前のことだけど、実際にやった奴が言うと言葉の重みが違うな。」
(o・A・)「とはいえ、行き会った人たちに、持っていた食べ物とかお菓子をお裾分けして感謝されたり、途中のコンビニで混んでいてもきちんと列が作られているのを見たりして、感慨深いものもあった道中だったよ。」



(*`−´)「喉元過ぎれば……にならないうちに、日頃から『備え』としてやっときたいと思ったことがあれば、この場で挙げておかないか。」
(o・A・)「互いの知識を分けあってこその『互助会』だからね!
とりあえず『会社の机にパック羊羮』『鞄に水』を薦めたい。パック羊羮は影は薄いが、意識して見ると、コンビニのレジ横やパン棚にある。」
(*`−´)「あるある」
(o・A・)「羊羹は砂糖と小豆のエネルギーバーだからね。老舗和菓子の虎屋も、羊羮を非常食に! と勧めてるんだ。」
(*`−´)「お前ほんとよくそういうこと知ってるよな! 」
(o・A・)「虎屋のウィンドウに書いてあったんだよ!」


(o・A・)「あとは飴とかチョコとか、小粒で滋養豊かなものも大事だ。同僚の女性社員たちも、今回のことがあってから、ポーチにいろいろなものを詰めて持ち歩くようになった。」
(*`−´)「私は自社勤務じゃなくて現場に出向してることのが多いけど、鞄には常にビスケットとかブラウニーみたいな、小袋入りの菓子を入れておきたいと思ったよ。」
(o・A・)「平時からむしゃむしゃしてデブる危険性と隣り合わせだけどな!」
(*`−´)「まぁ業務には脳のエサが必要なのは平時もだからな!」

(o・A・)「冬のナイトハイク40kmをやってみてわかったのは、冬でも長距離移動すると汗をかくからか、梅干しやしょっぱいものを体が欲するってことだ。干し梅は持ってて損はない。クエン酸も、いくらか疲れがとれる。」
(*`−´)「去年の夏、熱中症対策飴とか流行ったよね。あぁいうガチなものを持ち歩いておくのもいいのかもしれない。」
(o・A・)「塩分はまじ大事だ。炎天下の警備などでは塩なめてミネラルとるというしね。」


(o・A・)「あと、これは食べることとは関係ないが、職場に厚い靴下とスニーカーは必須。機動力確保のため、是非。」
(*`−´)「最低限、歩きづらい靴、足に悪い靴では通勤しないようにしたいな。」

(*`−´)「食料備蓄関係では、何かある?」
(o・A・)「米はおじやにして食べれば、普段より少量でもお腹に溜まる。少し油たらせばそれなりに美味しいし。」
(*`−´)「朝食に作って、作り慣れておくと良さそう。」
(o・A・)「火が使えなくなる状況のために、マカロニやパスタを茹でた状態で冷凍することもできる。溶かせば食べられる。」
(*`−´)「平時でもお弁当のおかずとかに使えそうだな。」

(*`−´)「今回のことで思ったのは、日頃から火や電気を極力使わないレシピを意識して学んでいないと、急場で思いつかないってことだな。」
(o・A・)「思い付かなかったら、訊く! それも『互助会』の精神だ。困ったときこそ、読者の皆さんの助けになれるようなブログに、今後もしていきたいものだ。」